会長挨拶
令和7年度 石巻商工会議所青年部 スローガン ・ 会長挨拶
石巻商工会議所青年部 令和7年度会長 高橋 拓
スローガン
みんなが主役のYEG
~未来へ、ともに進もう~
会長挨拶
東日本大震災から14年、新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから5年が経過し、日常生活やYEGの事業活動には落ち着きが戻りつつあるように見えます。しかし、世界においては止むことのない戦火、国内においては地震や豪雨等の自然災害の多発、物価上昇、人口減少など、地域経済に直接・間接に影響する事象が多数生じています。石巻地域でもグループ補助金の資産処分等の制約、コロナ関連融資制度の返済の本格化などの課題に伴い、地域経済に影響が生じています。このように、社会情勢の変化は大きく、今後の予測は困難になっています。
そのような中、昨年度の石巻YEGは、「一歩先へ~挑戦と革新の精神で~」のスローガンのもと、初実施の防災事業、2年目となる婚活事業「Maki-Con」、会員研修会をはじめとする多数の事業を実施し、新しいメンバーも台頭し、充実した年度となりました。メンバーの皆様、事務局、関係各位に心より感謝申し上げます。
そして、令和7年度の石巻YEGのスローガンには、
みんなが主役のYEG
~未来へ、ともに進もう~
を掲げることにしました。大きく変化する社会に対応するため、まずは各自が自企業の未来の在り方を考え、さらに全メンバーがYEGの主役として積極的に活動参加し他のメンバーと関わることを通じて、YEGが進むべき未来を描く1年にしたいと考えます。
東日本大震災の悲しみと経験をもとに、各自が自企業における防災意識を高めることは、被災地単会として果たすべき責任であり、地域の防災力の向上を通じた経済力の強化につなげるためにも欠かせないと考えます。そこで、防災力の向上に資する事業を計画しています。
また、人口減少の抑止とともに地域に明るい話題を生み出すため、婚活事業を今年度も予定しています。婚活事業を、地域の方々への出会いの機会を提供する場として定着させることで、地域の方々にとっての明るい未来、ひいては地域経済へのプラスの効果をめざします。
さらに、メンバーの交流のための事業や、研鑽のための研修も予定しています。コロナ禍から時間が経ち、メンバー間の交流は再び増加しつつありますが、さらにお互いをよく知る機会、自己研鑽や自企業への情報の還元の機会をそれぞれ継続して作ることで、参加率の向上、アクティブ化につなげます。
そして、YEGの活動力や影響力を高めるためには、会員数の拡大が必要です。また、メンバーの参加率を高めてこそ、それぞれの活動がより意義あるものになります。今年度は、10人以上の会員拡大と、事業への参加率の10%以上の上昇を目標とします。積極的な会員拡大活動やメンバー同士の声掛けをし、是非多くのメンバーで一緒に活動していきましょう。
メンバー全員が石巻YEGの主役として、結果のみに過度に拘泥せず、ともに助け合い、楽しみながら力を合わせて事業を創り上げることで、各自とYEGがより良い未来へ進めるような環境にしていくつもりです。1年間、何卒宜しくお願い申し上げます。